【お勧め漫画】「ザ・ファブル」南勝久

ザ・ファブル コミック 1-13巻 セット実は漫画も大好きです!ワンピースやスラムダンクなどのベタな物から、軍鶏やHEATなどの少しブラックな世界を描いたものまで、今までかなり読んできました。ただ学生時代に比べて、週刊誌で連載を追っかける事が減ったので、現在連載中の漫画を読むことは残念ながら減ってきています。そんな中、ここ最近現行の漫画で数少なく追っかけているのが表題の「ザ・ファブル」です!!

ここ何年かで読んだ漫画の中で間違いなく私的ベスト1で、簡単にいうと「殺し屋」の話です。舞台は現在の日本で、主人公は裏社会で「ファブル」という異名で知られる天才的な殺し屋で、佐藤明と言います。ちなみにこの佐藤明という名も仮名ですが、分かりやすいので、ここでは以後、佐藤と呼びます。佐藤は殺し屋組織に属している男で、幼少期から人を殺すための訓練を受けてきた伝説の殺し屋です。殺しの才能が半端なく、殺しの経験も数多くあり、むちゃくちゃ強いです。

そんな佐藤ですが、組織のボスから「最近派手に殺しすぎたから、一旦潜れ」という指令を受け、佐藤明(この時に佐藤の仮名をボスから与えられました)として、「誰も殺さずに一般人として生きる」という約束のもと、1年間大阪で生活する事になります。幼少期から殺し屋の世界で生きてきた佐藤にとって殺しのない生活はアンリアルで、一般社会の常識は彼にとって初体験な事が多く、日々新鮮な日々を送ることになります。ちなみに13巻時点では時給1000円でアルバイトしています(笑)。スタートは800円でした。

ただ大阪で匿ってくれているのがヤクザ組織ということもあり、裏では色々とトラブルに巻き込まれていきます。身元がばれてはいけない&人を殺してはいけないというボスとの約束の中、佐藤は問題を解決していきます。ステゴロでもむちゃくちゃ強いですし、経験値が高いので、銃携帯の他の殺し屋などを普通に圧倒していきます(笑)。

佐藤のキャラが抜群によいです。上記にも書きましたが、一般的な常識が欠如しており、かなりの天然です。13巻時点ではまだアルバイト先の社長や同僚には身元がばれていません(笑)。そしてとてもピュアは心を持った優しい男です。生粋の殺し屋で無慈悲でプロとして人を殺せる一面と、一般生活における天然でピュアな心を持つとぼけた一面のコントラストが、この作品の魅力を増している要因かと思います。前に見た映画で「カシム・ザ・ドリーム ~チャンピオンになった少年兵~」というドキュメンタリー映画があるのですが、そこに通ずるものを感じました(この映画の説明は長くなるので、ここではしません)。殺し屋(映画の場合、少年兵)は訓練や洗脳で作られたもので、個の持つ元々の性格などは関係ないというような部分で…。この事は筆者南勝久がこの作品で伝えたい一番のことなのかなと思います。完全な私見ですが(笑)。

読みだしたら止まらないこと間違いなしの「ザ・ファブル」はお勧めの作品です!