【お勧め本】「聖域 関東連合の金脈とVIPコネクション」柴田大輔

聖域 関東連合の金脈とVIPコネクション街のギャングスタ「関東連合」。WIKI風に書きますと、関東連合とは日本の暴走族です。関東連合自体は1970年代から始まったとても歴史のある暴走族なのですが、ここでいう関東連合は昭和53年以降に杉並区や世田谷区で結成された暴走族の事を言います。

若い時に渋谷や六本木で遊んでいた現在30~40歳くらいの年齢の人間で、関東連合を知らない人間はいないと思います。そのくらい当時の関東連合(正確にいうとOB)には街で影響力があり、皆に恐れられていました。特にクラブ界隈の人間は、みんなビビっていたと思います。屈強なセキュリティ、裏社会の人間、格闘家、誰これ関係なしにひっぱたくんですよね(笑)。僕も何回かクラブ前/中で彼らがケンカしているのを目撃したことがあります。僕なんて毎週のようにクラブに行っていたわけではないので、そのケンカ発生率&目撃率は異常に高いと思います(笑)。渋谷のクラブAや六本木のクラブVなどにはオーナーが関東連合と繋がりが深い人間だったので、よく見かけました。クラブ内で威嚇している&OBとはいえ不良オーラが抜けていないので1発で分かるんですよね(笑)。当時は「この人たちは、なんでこんなにケンカしても捕まらないのだろう?」といつも疑問に思っていました(笑)。

当時街で遊んでいると、関東連合の噂はしょっちゅう聞きました。「**で誰かをボコった」「芸能人の**と関東連合の**は付き合っている」「関東連合の**は六本木ヒルズに住んでいるらしい」「あの女は関東連合と仲良いから止めといた方がいいよ」などなど。芸能関係と繋がりが深い&皆羽振りが良かったイメージが当時はありました。一部の若者からはある意味憧れの存在だったかもしれませんね!

そんな関東連合の中でも「聖域 関東連合の金脈とVIPコネクション」の筆者、柴田大輔さんは当時特に有名だった1人です。柴田さんの場合、現役時代は悪名として&引退後はビジネスでの成功者として有名でした。友達から聞いて、当時柴田さんが経営されていた会社のホームページを閲覧した記憶があります。不良から表社会のビジネスマンへの転身は単純にすごいなと思いました。

そんな柴田さんが今作品では、現役引退後に柴田さんや関東連合関係者がどのようにビジネスで成功していった&街で有名になっていったのか詳細に書かれています。AV、芸能、IT…その時々で色々な事に挑戦されていたことが分かります。関東連合関連の書物はたくさん出版されていますが、柴田さんの著書ほど正確に書かれている物はないと思います。それはそうですよね、おもいっきり関東連合の中心人物でしたから(笑)。

上記で「街には関東連合の噂が飛び交ってる」と書きましたが、もちろんそんな具体的な話は聞いたことがなかったので(噂は「**はITで成功してお金持ってるよ」レベル)、この本は非常に楽しめました。出版不況の中、すごく売れたようですが、購買層も30-40代くらいの男性が多いのではないかと勝手に思っています(笑)。